疲れた胃腸を癒したいと思っていらっしゃる方に喜んで頂ける食物繊維がたっぷりのごぼうレシピをご紹介しましょう。ごぼうは食物繊維の代名詞といわれるほど食物繊維をたっぷり含みます。
ごぼうには11月〜2月に収穫され旬を迎えるものと、初夏に旬を迎えるものがあります。そして旬によって食感が異なります。
秋から冬にかけて旬を迎える一般的なごぼうがしっかりした食感を持っているのに対し、春から初夏にかけて収穫される若採りのごぼう(「新ごぼう」といいます)は、まだ完全に成長しきっていないので柔らかくてやさしく上品な香りと風味を持っています。
また品種によっても切り方の違いによっても食感が異なります。メニューにあわせて色々な食感をお楽しみください。
今回のレシピには、肥後の地が生んだ「肥後美人」を使いました。
ごぼうのみそ風味サブジのレシピ
ごぼうのみそ風味サブジの材料
ごぼう(肥後美人)… 100g
金時人参 … 50g
豚バラ肉 … 160g
みそ … 大さじ1
出し汁 … 大さじ4
酒 … 小さじ1
ホワイトペパー … 適量
ごぼうのみそ風味サブジの作り方
① ごぼうはアルミ箔を丸めてはさみ込み、しごくように皮をこそげきれいに洗い、薄い斜め切りにする。
② 金時人参は薄い半月切りにする。
③ 食べやすい大きさに切った豚バラ肉にホワイトペパーをふり、温めたフライパンで炒める。
④ 豚肉に少し火が通れば酒をふりかけ、①のごぼうを加え炒め、出し汁の一部を加えフタをして蒸し焼きにする。
⑤ ④に②の金時人参を加え再びフタをして蒸し焼きにし、残りの出し汁で溶いた みそを加え炒め、汁気をとばす。
ごぼうの女王の肥後美人について
肥後の豊かな自然に育まれた色白でやわらかく香り豊かな、アクの少ない水田ごぼうです。稲作の裏作として、お米の収穫後に栽培されます。
「水田」といっても水を張った田んぼで作られるわけではありません。
稲作の裏作としてお米を収穫した後の田んぼで栽培されるのでそう呼ばれます。
お米の収穫後、水田に水を張り、その後水を抜き、普通の畑のように育てられます。
一度に大量に水が張られるので、土の中の病害虫はほぼ死滅します。なので農薬の量を減らせるというメリットがあり、安心安全です。
畑で作っていた時に起こっていた連作障害も解消されたそうです。風味豊かな美味しいごぼうを作ることができて一石二鳥ですネ!
肥後美人はアク抜き不要でとっても便利
肥後美人は風味豊かでもともとアクの少ないごぼうです。皮がついたままでも食べられるほどの食べやすさを誇っています。更に洗って水に浸してから出荷するので、アク抜きの必要はありません。下調理が簡単なのが嬉しいですネ!
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