例年にない異常な暑さ…エアコンが苦手だったはずの私でさえ、朝からエアコンがフル回転という酷暑が続きます。
こう暑いと… みなさま夏バテしていらっしゃいませんか?
暑さのために体がだるい、食欲がわかない、夜眠れない、めまいや頭痛がするなど…これらは典型的な夏バテの症状です。暑い室外と冷房の効いた室内との温度差がストレスになって自律神経が失調したり、体温調整機能が不調になることなどがおもな原因だといわれています。
しかしこれだけではありません。
夏バテはおもにビタミンB1不足によって起こるのです。ビタミンB群やビタミンC、ミネラルは汗や尿とともに失われ、更にのどごしのよい麺類や清涼飲料水などのとりすぎで糖分摂取が多くなるからです。
そこで、「とうもろこし」にスポットを当ててみました。
目次
“ とうもろこし ”
“ とうもろこしの栄養価や注目の成分 ” は? …
“とうもろこし” は お米と同じイネ科の仲間。
そして米・麦と並ぶ世界三大穀物のひとつです。
糖質・たんぱく質が主成分で野菜の中では高カロリー。
ですが、胚芽の部分にビタミンB1・B2・E・カリウムなどのミネラルが詰まっていて、
食物繊維も豊富なヘルシー主食なんです。
美味しく召し上がって夏バテさんとさよならしましょう!!
とうもろこしでパワーアップはいかが?
“ ヒゲ の数 ” と “ 実 ” の数は同じ
美味しいとうもろこしの特徴
美味しいとうもろこしを選ぶポイントは
頭のヒゲが濃い茶色でふさふさしたものと言われていますが、
これはヒゲの数が実の数と同じで、ふさふさしたものは実の数が多いから。
そして熟すにつれヒゲの色が濃い茶色になるからです。
“ とうもろこし ” は “ 鮮度が命!! ”
鮮度をキープ!!
収穫後時間が経過し気温が上昇することで、糖度が減少し甘味が落ちます。
ですから購入後はできるだけ早く調理して召し上がってください。その日のうちに召し上がれないときは、加熱してから保存しましょう。
“ とうもろこし ”の美味しい調理のポイントは?
◎甘みを引き出すには
皮をつけたまま水からゆっくり茹でましょう。
糖化して甘みが引き出されます。
◎シャキシャキ感を味わうには
下茹でせずに生から炒めましょう。
シャキシャキした歯ごたえを楽しめます♪
◎もっちり感を味わうには
蒸してから炒めましょう。
引き出された甘味ともっちり感がたまりません!!
◎他の食材と一緒に調理する時には
生から炒めましょう。
とうもろこしの甘みが他の食材に移りコクが出ます。
◎芯も捨てずに丸ごと調理
芯にも旨味があり、芯からとれる出汁は絶品!!
スープやごはんにぜひご利用くださいネ(*^^)v
みなさま 美味しく召し上がってくださいネ (*’▽’)♪
2024年8月
ー 野菜ソムリエ上級プロ石井郁子 ー
コメントを残す